​【冬のブルーナカラー攻略法】原色を大人っぽく着こなす!差し色&失敗しないコーディネート術

専業主婦のエッセイ

​秋から冬へと向かい、重ね着が楽しくなる季節がやってきましたね!​

でも……ふと気がつくと、クローゼットの中が「全身黒」「ネイビー」「グレー」「落ち着いたアースカラー」ばかりになっていませんか?​

もちろん、全身ダークトーンのコーディネートも上級者さんが着こなすととっても素敵なのですが、実は素材の品質や絶妙なセンス、丁寧なお手入れが必要で、大人がサラッと着こなすのは案外ハードルが高いもの。​

「なんだか最近、顔周りが暗く見えるな…」

「暗い色ばかりで、コーデがマンネリ化してきた…」​

そんな方にぜひおすすめしたいのが、

絵本作家ディック・ブルーナさんの世界観を取り入れた

「ブルーナ・カラーコーディネート」

です!

​以前ブログで「マリメッコ着回しの味方=赤の差し色」をご紹介しましたが、今回はその第二弾!大人世代だからこそ映える、絵本のように愛らしくて上品な色合わせの秘訣をお届けします♪

マリメッコ歴16年の私が辿り着いた、潔き「引き算」の美学。〜主役を引き立てるユニクロとの関係〜

ブルーナ・カラーはなぜ大人に似合う?(フェルメールの国・オランダの色彩)

ミッフィー(うさこちゃん)の絵本でおなじみのブルーナ・カラー。

使われている基本色は、「青・白・オレンジ・黄色・緑・茶色」そして全体を引き締める「黒(輪郭線)」です。

​ブルーナさんの故郷である「オランダ」といえば、あの名画『真珠の耳飾りの少女』で有名な画家フェルメールの国でもあります。

「オランダ」が生んだ色の天才!

​☑️ディック・ブルーナ: 20世紀〜21世紀のオランダ(ユトレヒト出身)

​☑️ヨハネス・フェルメール: 17世紀のオランダ(デルフト出身)

​時代は300年以上離れていますが、実はふたりともオランダ人なんです。​

そして面白いのが、フェルメールの代名詞である『真珠の耳飾りの少女』や『牛乳を注ぐ女』で使われているあの青は「フェルメール・ブルーと呼ばれていますが、

ブルーナさんが絵本で使っている青も「ブルーナ・ブルー」として厳密に規定されています。

​オランダという国は、世界的に見ても「青と黄色の美しい対比(補色)」を芸術にまで昇華させた国なんです。

なぜ「北欧の青と黄色」と違う気がするのか?

​仰る通り、スウェーデンの国旗やIKEAに代表される「北欧の青と黄色」と、オランダの青と黄色はニュアンスが違いますよね!​

💡北欧の青と黄色

澄み切った冬の空、自然光、湖、そして太陽。少し「透明感と涼やかさ(くすみや白みを含んだ爽やかさ)」があるナチュラルなトーン。​

💡オランダ(ブルーナ&フェルメール)の青と黄色

「圧倒的な濃密さと、はっきりしたコントラスト!」フェルメールの青は「宝石の濃紺」、黄色は「光を孕んだこってりした黄色」。

ブルーナ・カラーも、印刷や視覚効果を計算し尽くした「原色の力強さと温かみ」があります。​

北欧の青や黄色が「澄み切った冬空や湖」のような爽やかさだとしたら、

オランダの色彩はどこか「こっくりと濃密で、地に足がついた深い温もり」があるのが特徴。

​ブルーナカラーは、明るいポップな元気カラーなのに、どこか「地面」を感じるような落ち着きがある。

だからこそ、大人のファッションに取り入れても子供っぽく浮いてしまうことがなく、すんなりと上品に馴染んでくれるのです!​

イメージは、「幼稚園のクレヨン箱に入っている、まっすぐで深みのある色」

​明るいポップな元気カラーなのに、どこか「地面」を感じるような落ち着きがあるブルーナカラー。

だからこそ、大人のファッションに取り入れても子供っぽく浮いてしまうことがなく、すんなりと上品に馴染んでくれるのです!​

さて、青、と言っても、色はグラデーション。なんかコーディネートがパッとしない…というときは、やはり色選びに難ありかも。

ブルーナ絵本を手元に、色探しをしましょう!

​🟦青: くすみのない、深みのある「まっ青」​

🟧オレンジ: 赤に近い、こってりとした温かみのあるオレンジ

​🟨黄色: 光をギュッと集めたような「the 黄色」​

🟩緑: カーキでもエメラルドでもない、素直なクレヨンの「緑」​

⬜️白: ここが一番のこだわりポイント!(後述します!)

⬛️黒: 全体をキリッと引き締める輪郭線の役割(ベースカラー)

​これらの色から「白ベース+1〜2色」を選んで組み合わせるだけで、計算された大人のおしゃれが完成します!

黒は、面を塗る色ではなく、縁取り線。

今回は黒はメインから外し、靴やベルトやバッグなどの小物で取り入れよう!

​2. 白は200色ある!「コピー用紙」ではなく「卵の殻」を選ぼう

鮮やかな色を着るのは少し勇気がいる…

そういう方に、まず試してほしいのが「白」の使い方です。​

白といえば、アンミカさんの「白は200色ある」という名言が有名ですが(笑)、ブルーナ・カラーにおける白選びもとっても奥が深いんです。

​避けていただきたいのは、青みがかった真っ白な「コピー用紙のような白」。

大人の肌に合わせると少し浮いてしまったり、成り金感(笑)が出てしまうことがあります。

​目指すべきは、「白い卵の殻〜羊毛」のような、あたたかみのある自然な白(オフホワイト)!

かれこれ10年ほど前から「冬の全身オフホワイトコーデ」が一部で流行し、もはや定番になっています。

白のダッフルコートに、白のタートルネックニット、白のワイドパンツ……。

ただし、蛍光灯のように白が明るすぎると、冬季オリンピック選手団感が💦

羊を思い起こす優しい色合いと、ゆったりデザインを選びたい!

​黒を着ている方が安心感はあるかもしれませんが、自然なオフホワイトは着てみるとすぐに馴染みますし、暗くなりがちな冬の街でパッと顔周りを明るく見せてくれます。

​卵の殻のようなオフホワイトからベージュまでの「グラデーション」でまとめるだけで、驚くほど上品でこなれた印象になりますよ!

プチプラでOK!持っておきたい基本の白アイテム

​「白い服って、汚れが目立ちそうで心配…」​

そう思いますよね!だからこそ、白のトップスやボトムスは「高価なものを長く着る」のではなく「プチプラで数シーズン着倒す」という考え方がおすすめです。

​無印良品、UNIQLO(ユニクロ)、niko and…(ニコアンド)などを覗いてみると、絶妙な「卵の殻色のオフホワイト〜アイボリー」がリーズナブルに見つかります。

​☑️白のニット、カットソー(インナーに仕込むだけで差し色を引き立てる)​

ハイゲージ、ローゲージどちらも便利。

カットソーは、厚手でやや大きめが◎

☑️白のワイドパンツ、ロングスカート(暗くなりがちな冬の重さを一気に解消!)

やや厚手のチノや、コーデュロイがおすすめ

💡体の線を拾わないデザイン。オーバーサイズがおすすめ!

実践!「白ベース + 1〜2色+ちょこちょこ黒」で作るブルーナ・コーデ案

秋冬こそ映える!「青と白」のおしゃれな取り入れ方

​「青と白」の組み合わせというと、春夏に爽やかで心地よいイメージ。

時にはちょっとマリン感が強くなりすぎることもありますよね。

​でも実は、秋冬だからこそ「青と白」を使うと、一気におしゃれ上級者に見えるんです!​

秋冬の「青と白」で一番大切なポイントは、「寒そうに見えないこと」。

​☑️暖かそうな「素材感」を選ぶ

(ふっくらしたニット、重厚感のあるデニム、ぬくもりあるコーデュロイなど)​

☑️「襟元」と「足元」で防寒と温かみを演出する

(白のタートルネックで首元を包む、厚手のソックスや暖かみのある靴で足元を固める)

さらに、ミッフィーカラーを勧めてはいるものの、全身をミッフィーカラーでまとめ、ミッフィー柄のエコバッグやミッフィーのぬいぐるみを付けると…、もちろん、可愛いは可愛いのですが、街を歩くには少し「コスプレ寄り」になってしまうんですよね。​

大人っぽく洗練された印象に仕上げるには、ちょっとした“引き算”と“外し”のテクニックが必要です。

「言われてみれば!」くらいのアピールがいい。

“全身ミッフィー”にならずに原色をオシャレに効かせる、大人の『差し色』テクニック

あえての「他キャラ外し」で遊び心をプラス!

​本家ミッフィーの小物をそのまま合わせると甘くなりすぎることがあります。

そこでオススメなのが、“実はブルーナ配色を持つ別キャラクター”をアクセントとして投入するテクニック!

​☑️グーフィー(緑 × オレンジ × 青 × 黒)

実は奇跡的なブルーナカラーの黄金比!おじさん感もあり、​いい仕事してくれます。

☑️ガーフィールド(どオレンジ × 黒)

ほっこりコーデを一気に引き締める。やや辛口インパクト。

​☑️ウッドストック(ステキな真っ黄)

トップスの柄としてもいいし、バッグからぬいぐるみが覗くと最高に可愛い。黄色は黄色でも、子供っぽくならないがいい。

⭐️森ガール(古い!?)は目指していない。温かみのある素材と色合いだけど、スパイスはほしい‼️

他にも、マリメッコやオサムGoodsなど、色遣いの絶妙な小物を投入!

​🧦 すぐ試せる!おすすめの「差し色」仕込みアイテム

​キーホルダー・ミニポーチ

キャンバスバッグやレザーのトートに、グーフィーやガーフィールドの小さなぬいぐるみをひとつ。

​鮮やかなエコバッグ

クレヨンバキバキの明るいブルーやオレンジのエコバッグをサブバッグとして手に持つだけで、一気に海外スナップの雑誌のような垢抜け感が出ます。

​ソックス(ファミマの靴下、何気にめちゃくちゃ良いです!)

チラッとパンツの裾やローファーから覗かせる差し色には、コンビニで手に入るファミマのラインソックスやカラーソックスが絶妙な発色で大活躍してくれます。

​🚨 やってしまいがちな「ブルーナカラー」失敗例

​△黄色コート × 鮮やか青パンツ

畳んで並べた瞬間、思い浮かぶのは…「完全にイケア💦」​

△黄色のケーブルニット × 焦げ茶のワイドパンツ

同系色で温かみのある素材同士のはずが、全体を引きで見ると、なんだか野暮ったい感じに。

グリーンとオレンジを面積広めで合わせるのも✖。マウンテンファッションや、元気なジャマイカ風を目指すなら正解だけど…

鮮やかな原色は「小さな面積」で仕込む

​失敗しにくい方程式は、メインカラー+白+黒縁取り。つまり、

🟦青+白グラデ+黒ちょっと、

🟨黄色+白グラデ+黒ちょっと

🟩緑+白グラデ+黒ちょっと

🟫焦げ茶+白グラデ+黒ちょっと。

白のグラデで少し変化はあるものの、メインカラーにプラスもう1色、青・黄色・オレンジといった鮮やかなクレヨンカラーを合わせるなら、服そのものではなく「小物」で小さく効かせるのが正解です。

ミッフィーに外せない🟧オレンジ色だけど、

☑️赤に近いオレンジ

☑️コンサバでないもの

なかなかアイテム探しが難しいかも。

ハロウィンかぼちゃのようなオレンジ色。

これは、キャメル色に置き換えると急に色々見つかります(笑)

レザーのバッグなら導入しやいし、キャメル色のコートやワンピースは、馴染み感と華やか感が絶妙。

​💡 まとめ:思い切った主役カラーと、引き算。大人のブルーナスタイルを楽しもう!

​1、色選びにこだわりを。

2、温かみのあるオフホワイトをベースにする

白から焦げ茶までのグラデを楽しむのも◎

​3、ウール、コーデュロイ、レザー、綿などの上質な冬素材感を大切にする​

大きな面積で原色を取り入れるのに躊躇する方は、オフホワイトベースのコーディネートに、まず足元や手元に、ちょこんと「ハッキリした原色」を忍ばせてみましょう!

たったこれだけで、日常に「自分だけの小さな絵本の世界」を纏うことができます。

​手持ちのカラーソックスや、お気に入りの小さなキャラクターチャームひとつから、ぜひこの冬のブルーナカラーコーディネートを楽しんでみてくださいね!

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