
こんにちは!
突然ですが、お子さんがピアノを習っているお父さん・お母さん。
「ピアノのコンクール」に対して、どんなイメージを持っていますか?

「選ばれたエリートの子だけが出られるもの」
「毎日何時間もスパルタ練習しないとダメなんじゃない?」
「うちの先生からは何も言われないし、縁のない世界かな…」
そんな風に「遠い世界の高い壁」のように感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、「コンクールの敷居は、あなたが思っているよりずっと低い」んです!
そして、コンクールに出るか出ないかは、お子さんの才能以上に「先生のタイプ(方針)次第」という側面がとても大きいんですよ。
今日は、押し付けでも説教でもなく、「知っておくとちょっと心が軽くなって、選択肢が広がるピアノとコンクールのリアル」を優しく紐解いてみたいと思います!
【必見!保存版】コンクール当日の不安を解消!親の心得から緊張対策、先生への謝礼まで!

1. 先生によって「コンクールへの温度感」はガラリと違う!
まず知っていただきたいのが、「ピアノの先生の数だけ、コンクールに対するスタンスがある」ということです。
私自身、高校途中〜大学時代に師事した先生は、5年間のレッスンの中で「コンクール」の「コ」の字も口にされない方でした(笑)。
大学の試験内容は共通でも、先生個人の考え方に委ねられていたんですね。
街のピアノ教室でも全く同じです。

スマホも無い時代。とは言え、与えられた環境を客観視せず、自発的に調べたり相談する考えさえ浮かばなかった自分を悔いる…
そして…卒業してから、自分で申し込んでコンクール挑戦しました(笑)
先生方のコンクールに対する気持ちは、ざっと挙げるだけでもこんなにタイプが分かれます!
🔥 命を燃やしている熱血タイプ
生活のすべてをかけて指導!上位入賞を目指して切磋琢磨するスタイル
⚽ 「コンクール出場=当然」の部活感覚タイプ
運動部が中総体や大会に出るのと同じ感覚で、全員毎年エントリーが当たり前
📣 背中を優しく押してくれるタイプ
個別に、「◯◯ちゃん、こういう舞台があるんだけど挑戦してみない?」と案内をくれる
🤝 生徒の「やりたい!」に応えてくれるタイプ
先生から強く勧めはしないけれど、こちらから相談すれば全力でサポートしてくれる
☕ 過去には出していたけれど、今は静かに教えているタイプ
昔は熱心だったけれど、時代の変化やご自身の指導方針で今は距離を置いている
🌱 先生自身に経験がなく、あまり詳しくない(興味が薄い)タイプ
日々の楽しいレッスンや、学校の伴奏・好きな曲を弾くことをメインにしている
🛡️ コンクールに対して明確に否定的なタイプ
点数をつけられることや競い合いよりも、音楽そのものを楽しんでほしいというこだわり

昔と比べ、先生と生徒の関係はフラットになってきています。
多くの先生は、SNSに慣れていたり、先生同士の横のつながりなどから「今風のやり方」を知っています。
生徒から先生に尋ねやすくなったよね〜。

恐怖と圧で支配するタイプはもう絶滅危惧種。
ただ、生徒と先生との物理的・精神的距離は、ある意味あまり変わらないかも?
昔はけっこう立ち入られたり(笑)

2. 「声がかからない=向いていない」ではない理由
親御さんから「うちの子は先生からコンクールの話をされないから、素質がないのかな…」というお悩みを聞きます。
でも、どうか安心してください!先生がコンクールを勧めない理由は、「お子さんに才能がないから」とは限りません。
単に「先生自身がコンクールにあまり詳しくない・積極的ではないタイプだから」という理由であることもよくあります。
私自身、幼少期は転勤族だったため、2〜3年ごとに近所の個人教室をいくつも移り変わって育ちました。
1〜2年に一度の発表会と、毎年学校で頼まれる合唱の伴奏。
それだけでも当時はとても楽しかったのですが、今思えば「コンクールの世界」を見せてくれる先生には出会っていなかったのだなと思います。
親も関心がなく…
そうしたら、当然子供自身はチャンスや周りの世界について何にも気が付きません。
だからこそ思うのです。
「情報は、親が持っていた方が絶対に有利!」だと。
「うちの子には無理」と決めつける前に、「世の中には色んコンクールがあって、先生にも色んな考え方があるんだな」と知っておくだけで、お子さんの未来の選択肢がぐっと広がります。

個人教室だと、あまり先生ご自身のプロフィールを公にしていませんが、
コンクール出場歴を書いている方もいます。
ただし、弾ける(弾けた)のと教えるのが上手いのは違う💦

大手楽器店の教室なら、講師のスキルアップなどもあるし、楽器店主催のイベントやコンクールにも、もちろん積極的。
自社イベント以外のイベント参加も、ちゃんとバックアップしてくれます。
先生と生徒それぞれ色んなスタンスがあるから…、どのみち、良い出会いが大事ですよね。

3. 実はとても身近になった「一流ピアニスト(大先生)」のレッスン

「そうは言っても、近くの教室の先生はコンクールに詳しくないし…」という方に、ぜひ知ってほしい現代ならではの「耳よりな情報」があります。
最近はSNSを上手に活用する若いピアニストや、デジタルネイティブ世代の優秀な先生が増え、プロとして現役で活躍するピアニスト(私は親しみを込めて『大先生←おおせんせい』と呼んでいます笑)が、単発の公開レッスンやオンラインレッスン、マスタークラスを開いてくれる機会がとても増えているんです!
一流ピアニストの方々のプロフィールを見ると、素晴らしいコンクール歴がずらりと並んでいますよね。
彼らは大きな国際コンクールだけでなく、幼少期から地元の小さなコンクールや、間口の広いコンクールを山ほど経験してきた「コンクールの超・経験者」です。
だからこそ、「経験者ご本人にアドバイスをもらう」のが一番説得力があり、上達の近道になります。

関係性にもよりますが、いつものピアノの先生に相談していいと思いますよ!
逆に、凄い!私も行く(笑)と言われるかも。
だって、先生も、別の先生に習ってる方多いんですよ〜!

普段の先生と一緒に受講するのがデフォルト!
💡 おすすめの「W(ダブル)レッスン」活用法
ずっとその大先生に通う必要はありません。なんなら、1回でもいいのです。
普段は近くの個人教室や大手音楽教室で優しく基礎を教えてもらい、コンクール前などの「勝負曲がある程度仕上がったタイミング」で、一度だけ大先生にワンポイントで見てもらう。
このスタイル、外部の公開レッスンなどを上手に活用することで、日々のレッスンを大切にしながらもプロの本格的な視点や表現のコツを学ぶことができますよ!
その場でピンとこなくても、しばらくしてからジワジワ効いてくることが多いです。「ああ、そういうことだったのか…」と(笑)

ホンモノの重み…!
コンクール付随のセミナーやレッスンもある!
これは少数ですが、コンクール事務局が、希望する先生にその年の課題曲を一曲一曲解説してくれたり、課題曲を専門の先生がレッスンしてくれる機会を設けている場合もあります。
明解な正解のない音楽。びっくりするくらい個性のある演奏もありますが、各コンクールの「目指すところ」から逸脱するのは損。
しかしながら当然、これらに参加したからといって予選通過が約束されるものではありません。

4. まずはここから!敷居を下げる「最初の1ステップ」と申込書のリアル
「コンクールにちょっと興味が出てきたかも…」と思ったら、いきなり高価なドレスを買いに走ったりする必要はありません(笑)。
まずは、「近くで開催されそうなコンクールの『要項』をゲットしてみること」から始めてみてください!
すでに今年の申し込みが終わってしまっているものでもまったく問題ありません。
コンクールは例年、だいたい同じ時期に要項が発表され、同じ時期に申し込みが始まるからです。
要項は、楽器店やコンサートホールのチラシラックに置いてありますし、主催団体のホームページから紙ベースを取り寄せたり、PDFでダウンロードすることもできます。チラシを一目見ただけでは難易度の判断が難しいかもしれませんが、掲載されている「課題曲」をYouTubeなどで検索して調べてみると、ある程度レベルが見えてきます。
◼️年齢制限がなく、自分のレベルに合わせて部門を選べるコンクールがある
◼️年齢で区切られていても、実は予選課題曲がかなり易しいものもある

課題曲自体設定されず、自由曲で出られるものもある!
有名コンクールじゃなくても、まずはステージ経験を!

締切(本番の日にち)が決まってると、否応なしに練習する(笑)
プラス、ほかの人の演奏もたくさん聴くから、大幅レベルアップします!!
「うちの子にはまだ早いかも…」というイメージが、要項を1枚見るだけで一気に吹き飛ぶこともよくあります!

【保存版】ピアノコンクール当日の準備ガイド|好印象な衣装・髪型・足台の選び方
💡 「所属教室や先生の名前」って絶対書かなきゃいけないの?
実はここ、気になっている親御さんも多いのではないでしょうか?
私自身、子どもの頃はコンクールにまったく縁がなかったのですが、大人になってから自分の意志でコンクールに出場した経験があります。
その時に知ったのですが、申込書に「所属」や「指導者名」の記入欄があっても、書かなくても大丈夫(空欄でOK)なコンクールや、そもそも記入欄自体がないコンクールもたくさんあるんです!
当然、ふだんサポートしてくれる先生に相談無しに独学で挑戦するのは無理があります。
きちんとコミュニケーションを取りましょう。

よっっぽど口だけで、練習しない生徒でない限り(笑)先生は提案と応援をしてくれるはず。
また、先生のお名前は判断材料なのではないか…?
という疑念も頷けますが、これは…無い…と思います!
なぜなら、自分自身の経験で、生徒、先生共に初出場で予選1位を取ったことがあるからです。

先生の個人情報は、賞状や次年度の要項の送り先として使用したり、
コンクールによっては、生徒も先生も応援する観点から、一人の先生から何人出場したかを継続的にカウントし、頑張り賞(笑)的なご褒美があったりします。
どんなレベルのコンクールであれ、一つの曲と真剣に向き合って舞台に立つ経験は、子どもたちを大きく成長させてくれます。
まずは気楽にチラシを1枚手にとってみる。その小さな一歩から、新しいワクワクが始まります!
【初めてのピアノコンクール】親としてどう向き合う?準備・費用・メンタルまで経験者が徹底解説!

まとめ:ピアノの楽しみ方は、ひとつじゃない!
学校の合唱伴奏で輝くのも素晴らしいこと。
お気に入りの曲を家で楽しく弾くのも最高のこと。
そして、コンクールや大先生のレッスンという新しい扉を開けてみるのも、かけがえのない体験になります。
調べたり、見に行ってみて、「出ない」と判断するのも正解!
ピアノの道に「絶対にこうしなければいけない」という正解はありません。
ただ、「先生と親次第で世界は変わること」と「大先生のノウハウも、コンクールも、今はとても身近にあること」。
この2つを知っておくだけで、お子さんの習い事ライフはもっと自由で楽しいものになります!
これからも、一生懸命ピアノに向き合うお子さんと、それを温かく見守るお父さん・お母さんを、陰ながらずっと応援していますね!




コメント