​【アクスタは100年持つの?】ポケカ・プリクラ・写真集…推しグッズの「耐久年数」を科学してみた

専業主婦のエッセイ

推し、孫、ペット…既製品もオリジナル発注も、アクリル界隈急成長中!

部屋の棚に飾られた推しのアクリルスタンド。

ケースの中で輝く貴重なトレーディングカード。

青春の思い出が詰まったプリクラ帳。​

ふと、こんな妄想をしたことはありませんか?

この推しグッズたち、100年後の未来にも残っているのかな?

イッタラバードやリサの陶器なら、1000年後も、割れてたとしても埴輪のように発掘されるはず。

百年前の西洋骨董や着物が今も博物館に並んでいるように、私たちが今大切にしている推しグッズも、100年後の未来人に解読される「令和の歴史的遺物」になるのでしょうか?​

今回は、日常に溢れる「推し活グッズ」の耐久性を、素材の科学と保存の歴史からマジメに(?)、そして楽しく解剖してみます!

例えば宝塚グッズ…

ポケカや遊戯王カードは持ってません💦

アクリルスタンド(アクスタ):プラスチック界の「長寿王」

100年残る度:★★★★☆(条件つきで楽勝!)

​まずは現代の推し活の王道、アクスタ。

結論から言うと、アクスタに使われている「PMMA(アクリル樹脂)」は、プラスチック素材の中でもトップクラスに分子構造が安定している超・高耐久素材」です。​

水族館の巨大な水槽や屋外の看板にも使われるほど強度があり、プラスチック特有の「経年劣化によるボロボロ化(加水分解)」もほぼ起こりません

普通に室内に置いておくだけなら、100年経っても形はそのまんま残ります。

いわゆるプラスチック疲労、しないんだ‼️

​唯一の弱点は「紫外線の黄ばみ」と「プリント剥げ」

アクリル自体は無敵なのですが、裏面に印刷された推しのインク(印刷膜)は紫外線(太陽光や蛍光灯)に弱いです。

光に当たり続けると、10〜20年でインクが褪色し、アクリルが黄色っぽくなってしまいます。

肝心な写真プリントが!

​【100年残す秘訣

UVカット機能付きのケースに入れ、直射日光の当たらない暗所で保管すること。

これだけで、100年後のひ孫に「ひいおばあちゃんの推し」をそのまま見せられます!

謎すぎる遺物www

ポケモンカード(トレカ):保存状態次第で「博物館級」

​100年残る度:★★★★★(完璧な対策をすれば100年超え!)

​「紙でできたカードなんて、数十年でダメになるのでは?」

と思いがちですが、実は高品質なトレーディングカードはかなり頑丈です。

​実際に、トレカの元祖と言われる100年前(1920年代)のアメリカの野球カードは、今でも世界中のコレクターの間でキレイな状態で現存し、数千万円〜数億円で取引されています。

木管やパピルスより残るかも。

​敵は「湿気」と「日光」

カードに使われている厚紙は、湿気を吸うと膨張して「反り(曲がり)」が発生します。

また、赤や黄色のインクは日光を浴びると色が飛んでしまいます。

​【100年残す秘訣

二重スリーブ+ハードケースに入れ、乾燥剤と一緒に防湿庫や暗所に保管すること。

湿気と光さえ遮断すれば、100年後も「PSA10(最高状態)」のまま価値を保ち続けます。

やはり紫外線は大敵!

シリカゲルをお供に缶に入れて、土に埋めるか…。

写真集・グラビア雑誌:運命を分けるのは「紙の酸性度」

​100年残る度:★★★☆☆(紙の質によって明暗が分かれる)

​紙の印刷物は、使われている「紙の種類」によって寿命がガラリと変わります。​

☑️新聞紙や昔の漫画雑誌(再生紙)

「酸性紙」という酸性の成分が含まれており、自分の酸で勝手に劣化して数十年で黄色くボロボロになります。

​☑️写真集やグラビア誌(ツルツルしたコート紙)

インクの発色を良くするために鉱物コーティングがされており、紙自体の酸化が非常に遅いです。

​敵は「湿気によるページ同士の密着(くっつき)」

​ツルツルしたコート紙は、湿気を含むとページ同士がピッタリくっついて二度と開かなくなります。

無理に剥がすと印刷がベリッと剥がれてしまいます!

100年残す秘訣

横積みにせず立てて保管し、風通しの良い暗所に置くこと。

図書館の保管庫のような環境なら、100年は余裕で持ちます!

大量のパンフレット、ル・サンク…

​ついでにプリクラ:100年残すのは「最高難易度」!?

​100年残る度:★☆☆☆☆(数年〜十数年で消えゆく儚い存在)

​青春の象徴であるプリクラ。

残念ながら、今回エントリーしたグッズの中で圧倒的に寿命が短いのがプリクラです。​

チェキも!

多くのプリクラ機は、一般的な印刷インクではなく、熱で化学反応を起こして発色させる特殊なシート(熱転写・感熱紙の技術)を使っています。

レシートの文字が時間が経つと消えてしまうのと似た仕組みです。

​敵は「光・熱・手の油分」

​手で触ったときのわずかな油分、部屋の熱、日光や蛍光灯の光によって少しずつ化学変化が進み、10〜15年ほどで全体が白っぽくなったり、茶色く退色してしまいます。

​高校時代の手帳に貼ったプリクラが、今見ると薄くなっているのはこのためです。​

まだ薄くなってないという方、その報告は不要です…

100年残す秘訣

貼らずにUVカットスリーブに入れ、冷蔵庫などの低温暗所で保管する……www

冷蔵庫の外側は熱を持つから絶対ダメだ〜

か、やはり「超高画質でスキャンしてデジタル化し、プロの銀塩写真として焼き直す」のが唯一の対抗策です。

そしたらプリクラじゃなくなる💦!

プリクラを持ってる手ごと写真に撮って、デジタル化しとくのがいいかな。

​まとめ:100年後の未来に残る推し活?ランキング

第1位:プロの写真館で焼いた写真(銀塩写真) ➔ 暗所保管で100年以上(ほぼ無敵)

第2位:アクリルスタンド ➔ 暗所保存で表面の印刷さえ守ればアクリルは不滅

第3位:ポケモンカード(トレカ) ➔ スリーブ+防湿保存で100年前の実績あり

第4位:写真集・グラビア誌 ➔ 湿気対策を徹底すれば残る

第5位:プリクラ ➔ 10〜20年で消えゆく「儚さ」も含めて愛おしい存在

​こうして科学の目で見つめ直してみると、私たちが部屋に飾っているアクスタやケースにしまったトレカは、単なる趣味のグッズではなく、「100年後の未来へ届くタイムカプセル」そのものです。​

もし子孫が繁栄していたらですが(あるいは100年後の見知らぬ古物商が僕たちの部屋の遺品を開けたとき)。​

​防湿ケースから出てきたアクスタやカードを見て、「2000年代前半の人類は、この存在を神と崇めて生活していたのか…!」と、熱い思いに馳せてくれるかもしれません。

​そう思うと、今夜も湿気と紫外線から推しを守る作業に、ちょっとだけ熱が入ってしまいますね。

よく考えたら、全部残ったら地球大変だわ

ちゃんと土に還ってもらわないと…

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