【200年後の未来人へ】世界中の女子高生のLINEはどこへ消える?「紙」と「令和のデータ」の切ない逆転劇

専業主婦のエッセイ

​こんにちは!

毎日の家事や、子どもの勉強のサポートに追われている主婦です。​

先日、子どもの社会のテスト勉強に付き合っていたときのこと。

甲骨文字(こうこつもじ)」とか「楔形文字(くさびがたもじ)」なんていう、大昔の文字の名前がズラリと並んでいました。

​亀の甲羅や石に文字を刻んでいた古代の人たち。それを見ていて、ふと、ものすごく不思議な疑問が湧いてきてしまったんです。

石や骨に刻まず、もはや紙にすら残さない令和の私たちの情報って、

200年後、500年後の未来人にどうやって研究されるんだろう…?

​気がついたら、目の前の夕飯のおかずの献立を忘れて、壮大な歴史のロマンに浸ってしまいました。​

歴史ロマンという名の現実逃避

今日は、そんな「デジタル時代の私たちが、生きた証を未来に残せるか?」という、ちょっと深くて面白いお話を主婦目線で紐解いてみたいと思います!

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​💻 21世紀の謎:世界中の女子のLINEは「無」になる?

ある人文学系の本(『サピエンス全史』だったかな?)を読んでいたとき、ハッとさせられる指摘がありました。​

「国の公的文書なら、まだ後世にデータが引き継がれて残るかもしれない。

でも、水面下のやりとりや、現代の若い女性たちの日常のやりとりといった『リアルな文化面』は、将来すべて無になってしまうのではないか

​確かに……!!と衝撃を受けました。

そう思っていたら、毎朝聴いているラジオでも、記者の方が地方の情報を例に同じような見解を述べていました。

​■古代の歴史

残そうとしなくても、物(石や粘土板)として頑丈だから、偶然見つかったゴミや落書きから「当時の暮らし」が5000年後にも伝わります

​■令和の歴史

私たちが毎日スマホで送っているLINE、インスタの楽しげな写真、クラウドワークスでのやりとり、主婦の買い物データ。

これらはすべて「電気の信号」です。

​サーバーの電気が切れたり、会社がサービスを終了したり、スマホが壊れた瞬間、一瞬で「何もなかったこと」になってしまいます。​

もし、2500年の未来人が、私たちのスマホの「中身のデータ(電気)」を読み解けず、プラスチックとガラスの「外殻」だけを発見したらどうなるでしょう?

真面目な顔をした未来の考古学者が、

「21世紀の人類は、全員が『黒くて平らな鏡』をポケットに入れ、それを肌身離さず眺めて神と交信する宗教に入っていた」

なんて、素っ頓狂な大真面目の大誤解をしているかもしれません。

それはそれで面白いですけれどね

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​💾 地方の宝が消える?「マイグレーション(移行)」の現実

デジタルデータを未来に残すためには、新しい時代の媒体(フロッピーからUSB、そしてクラウドへ…というように)へと中身を引っ越しさせ続ける必要があります。

これを「マイグレーション(移行)」と呼びます。

​国や大企業は、予算があるから最新のテクノロジーでデータを守り、百年後にも引き継いでいけるでしょう。​

でも、本当に危ないのは「地方の、名もなき人たちのリアルな暮らしの記録」です。

地域の小さなお祭りの映像が入ったVHSのビデオテープ、

公民館の古いパソコンに眠っている地域のおじいちゃん・おばあちゃんたちの昔の語り草…

これらは、予算のない地方の片隅で、マイグレーションされることもなく、機材の寿命とともに静かに朽ちて消えようとしています

「偉い人の歴史」は残っても、私たちの「愛おしい日常の歴史」から真っ先に消えていってしまう……。

これって、ちょっと切ないですよね。

じゃあ、具体的に私たちのデータや国の情報は、この先どうなっていくんでしょうか?

ちょっとタイムマシンに乗ったつもりで、技術の限界や歴史の法則から、50年後から1000年後までの未来の年表を大真面目に大妄想してみました!

​⏳ 時間軸で見る「データと国家」の未来年表

​◆ 50年後

​① 1個人のデータ(スマホ・クラウド):デジタル遺品」の大量消滅

親世代のパスワードが分からず、運営会社の保管期限切れや遺族の手で大半が削除される。

​② 国家の情報(公的文書・機密):「50年ルール」による機密解除。

現代のデジタル公文書が公開され、2020年代の「国の生々しい裏側」がネットで読めるようになる。

​◆ 100年後

​① 1個人のデータ(スマホ・クラウド):データ化石の「サルベージ」←ダメになりそうなものを救い出すこと。

奇跡的に残った古いハードディスクを未来のAIが執念で修復し、貴重な民俗資料になる。

​② 国家の情報(公的文書・機密):フォーマットの断絶危機。

「PDF」を読めるソフトが消滅しかけ、未来の最新システムへ国費を投じたデータの大移動が続く。

​◆ 500年後

​① 1個人のデータ(スマホ・クラウド):ほぼ「完全な無」へ。

GoogleやSNSの会社が500年続く可能性は低く、会社の消滅と共に個人データは完全に消え去る。

​② 国家の情報(公的文書・機密):「データ選別」の暗黒時代。

サーバーの維持費が高すぎるため、「本当に重要な書類」以外は国によって一斉削除される。

​◆ 1000年後

​① 1個人のデータ(スマホ・クラウド):物理的な「モノ」だけが残る。

電気データは100%消滅。地中から発掘されたスマホの「画面のガラス」が博物館に飾られる。

​② 国家の情報(公的文書・機密):国家の再編と神話化。

現在の国家自体が形を変えているため、1000年前の公文書は、今の古代ローマの碑文のような扱いになる。

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​😱 「ひゃ、百年…!?」デジタルが持つ驚くべき脆さ

タイムマシンから現代に戻ってきて、私が一番衝撃を受けたのは、デジタルデータって「人間が必死にお世話し続けないと、100年後すら怪しいという過酷な現実。

​デジタル化さえしておけば、国宝級の書物や絵画も1000年先までノーダメージで残せる!…と思いきや、実は大ピンチの連続なのだそうです。

というのも、データを保存するハードディスクやディスクの寿命は、実はたったの数年〜数十年

磁気が消えたり劣化したりするので、国は数年おきに「新しいピカピカの装置へデータを丸ごとコピーし直す(マイグレーション)」という、気の遠くなるような自転車操業をしています。​

さらに深刻なのが「言葉(フォーマット)の壁」です。

100年前の教科書は今の私たちが読んでも意味が分かりますが、100年後の未来のパソコンに今の「PDF」や「JPEG」のデータを入れても、それを開くアプリやOSが絶滅していたら、ただの「意味不明な暗号」になってしまいます。

未来の最新システムへ合わせて、常に形を変え続けなければいけないんです。

あ、コンピュータ言語か…

​🏛️ 「もしも国や会社がなくなったら?」という究極の問い

​そこでふと思ったんです。「そもそも、データを管理している『国』や『IT企業』自体、100年後や500年後に今の形のまま残っている保証なんてどこにもないじゃないか?」。​

どんなに素晴らしい1000年保存プロジェクトの予算があっても、大きな戦争や災害が起きたり、国そのものの形が変わってしまったり、GoogleやAppleのような大企業が倒産してしまえば、データの引っ越し作業はその瞬間にストップします。

電気が止まり、誰も管理しなくなったサーバーの中身は、あっという間に消滅してしまうのです。

歴史を振り返れば、どんなに栄えた帝国もいつかは滅んできました。

そう考えると、巨大なシステムに命綱を握られているデジタルデータは、歴史上もっとも「頼りなくて、寂しがり屋なメディア」なのかもしれません。

古代エジプトも、漢もローマ帝国も滅亡したし!!

個人のデータ:500年後には「世界で一番消えやすいもの」になる

身も蓋もない現実を言うと、個人のデータは「運営会社の寿命」と一蓮托生です。

​50年後くらいなら、まだインターネットの片隅に私たちのブログやSNSの名残があるかもしれませんが、

500年、1000年となると、今あるIT企業は間違いなく跡形もありません

私たちがスマホで撮った「今日のご飯」や「子どもの寝顔」といった愛おしいデータは、会社が倒産した瞬間、あるいは私たちが死んでクラウドの暗証番号が分からなくなった瞬間に、ゆっくりと消滅へと向かいます。​

全員分はいらんけどwww

一般的な例をいくつか残してほし〜

1000年後に残るのは、私たちがネットにアップしたデータではなく、偶然ゴミ捨て場に埋もれてプラスチック化石になった「スマホ本体(のゴミ)」だけ、という切ない(でもちょっと面白い)結末になりそうです。

プラスチックを分解する微生物が発見されたとか。

そうなるともう、予想不可能〜

​📜 「紙」がもたらした、歴史上最初のセキュリティ革命

そんなことを考えていたら、

もうひとつ、子どもと一緒に見ていた中高生向けの歴史番組で面白い話を聞きました。

​昔、木や石に文字を書いていた時代から「」が発明されて普及したとき、何が一番画期的だったかというと、

紙に書いたものは改ざん(嘘の書き換え)がしにくいから」なのだそうです。

​石や木は、文字をガリガリと削って彫り直せば、パッと見では「最初からそう書かれていた」ようにごまかせます。

エコと言えばエコwww

でも、紙はインクが繊維に染み込むので、消そうとすると破れたり、滲んだりして、痕跡が残ります

「誰かが後から手を加えたな」というのが丸わかりなんです。

だからこそ「本人が書いた証拠(サインやハンコ)」としての信頼が生まれ、紙は世界に普及しました。

ひるがえって、現代のデジタルデータはどうでしょう?

傷ひとつ残さず、誰にも気づかれずに、一瞬で文字を書き換えることができてしまいます。

​200年後の未来人がもし令和のデータを見つけたとしても、「これは本当に2026年に生きていた人間がリアルタイムで書いた本物? それとも、後からAIか誰かが偽造したデータ?」と、疑われてしまうかもしれないのです。

便利すぎるデジタルは、実は歴史上もっとも「嘘をつきやすくて、脆い」媒体なのかもしれません。

​👋 私たちが「生きていた証」を残す究極の方法

​誰だって歴史を勉強するとき、

「実際、この時代の人ってどう思ってたんだろう? 何を食べて、どんなことで悩んでたんだろう?」

って知りたくなりますよね。

私たちも、この令和という激動の時代を健気に、一生懸命に生きていた証を、できることなら未来の誰かに遺したいものです。​

デジタルは一瞬で世界中に届いて便利だけれど、もし本当に、我が家の愛おしい日常や、地域の小さな歴史を200年後に残したいと思ったら……

あえて紙に印刷して、物理的な本(日記)として、どこかの図書館の片隅にそっと置いておくこと

劣化しにくいインクで。フリクションばダメだねぇw

実績のある、がいいかな

個人レベルでできそうなことでいうと、これこそが、現代における最強のタイムカプセルなのかもしれません。

目の前の、定期テストや内申点対策が取るに足らないことに感じてくるミステリーwww

現実に戻らねば。

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