マルシェ出店、「自分に合ってる?」
ネット販売より先に「リアル出店」を選んだ理由

初のハンドメイドマルシェ出店。ネット販売より前に、対面でリアル販売することになりました。
●主な理由
・そもそもネット販売に詳しくなかったから(自分の場合は、デジタルよりアナログの方がまずは安心と感じた)
・家族で、時々地域のイベントやマルシェ巡りを楽しんでいたから
・対面で、どんな方がどんな商品に興味を持ち手に取ってもらえるのかを、実際に見たかったから
・「頑張って一度は出店した」という経験値が欲しかったから
・小さなお店を開いたところを、自分の子供に見て欲しかったから
・ネット販売始める前の方が、商品管理(どれが売れてどれが在庫か)が分かりやすそうだから
【自己分析】気持ちは行ったり来たり。でもやってみたい!
●不安点
・ハンドメイド仲間ゼロ!
・コネ無し!
・ネット販売経験無し!
・贈り物やお礼は別として、友達や知り合いとお金のやり取りをすること自体がそもそも苦手。
なので、販売目的で「ぜひ来てね!」と知り合いに言うのは苦手(良かったら覗きにきて下さい、と言いました)
↑これでもポジティブになったんです(過去記事参照)
・地図と運転が苦手(初めての場所は迷子になりがち)
●プラス要素(個人的強み)
・仕事やボランティアの場では人見知り無し!
・イベント好きで、準備から撤収までの流れを楽しめるし得意!
・人前での声出し平気!
・体力に自信あり!
物事にプラス要素マイナス要素あるのは当然なので、まず一歩踏み出してみよう!と前向きに判断しました。とにかく、お店をやってみたくなったのです。
出店までの具体的な「事前準備リスト」
参考にしたのは、「minne」の公式ノウハウ本。この時まだminneは始めていませんが、映える写真の撮り方や値段設定のポイント、リアル出店のためのページもあったので大いに参考にしました。
ここで紹介するのは、成功例でも一般的な方法でもなく、「リアル・私の初出店」。
下調べと成り行きによってたどった素人道です
●作品の製作
私の場合、手のひらサイズの手編み小物を中心に150点ほど。すでに、こんなにどうしようと思うくらい作り溜めていました。
●ブランドの確立
・ショップ名(作家名・屋号)を決める。
・ハンドメイド用のInstagramアカウントを作成。ここで世界観を作るイメージです。
ほかの作者の成功例を参考にしすぎず、また頑張りすぎず、自分が自分で気に入るものを作りました。
●ショップツールの準備
・インスタにあげた写真をベースにショップカード用のメイン画像を作成し、QRを載せて印刷を外注。確か200枚ほど頼んだ(とくに根拠のない枚数)。手元にいた時は嬉しかった!
・ プロクリエイトを使って、ポスター、チラシやSNS用の紹介画像を10枚ほど作成。ネームタグにも利用しました。
●リサーチ
・主にインスタで、自分の住んでる地域で開催されているハンドメイドイベントや、作家さんと作品をリサーチ。
・興味を持ったイベント3つに実際に足を運んで視察!
●イベントの選択
私の場合、選択の基準は主に3つありました。
✔初めて出店の方向けの案内がある
✔自宅から近すぎず遠すぎない、信頼できる場所(ほぼ毎日通う近所のショッピングモールは、恥ずかしいので除外しましたw)
✔過去の出店者さんの内容と雰囲気
●値付け
・自分の商品の値段を決めてしっかり管理する。値札シールを貼り、商品数と値段をまとめる(私の場合アナログにノートにペン書き)。
ノウハウ本に価格設定の目安がありましたが、私はそれよりも安く設定しました。
ハンドメイド販売を、この時点で「仕事」ではなく「趣味」と捉えているからです。
●出店申し込み
開催日の約3ヶ月前に申し込みました。
まず週末の1日だけ。
営業時間は10:00〜17:00!搬入から撤収含めるとほぼ丸一日。長いですよ〜
出展料は4,000円ほどで当日現金支払い。申し込み兼誓約書も当日提出。
●告知活動
・まず家族へ。出店申し込み完了してから、実はこんなこと進めてましたと打ち明けました。
申し込みが3ヶ月も前だったので、そのタイミングで家族の予定を押さえた感じです。ほぼ丸一日家を空けることになるので、小学生の子供を見ててもらう約束を取ります。
・知人や友人へ直接、A6サイズに作ったチラシを配布しました。性格上、かなり勇気がいりました。
・SNS告知。これは気楽でした。ストーリーと投稿で何度か掲載。主催者さん側ももちろん告知してくれます。
【実用リスト公開】当日持参した全アイテム
【必須アイテム】自分で用意!
ネームタグ、テーブルクロス、陳列カゴ、棚、パネルとフック、卓上イーゼル、POP、ショップカード、紙袋、マスキングテープ、電卓、鏡、除菌スプレー、鏡、
【会計】
現金(お釣り用意)、トレー、金庫、コインカウンター、領収書、筆記用具、台帳
【その他】
商品の補修や、空いている時間に使う編み道具一式(これ普通に大活躍)
席を外す時用のプレート、付箋、
商品を仕分けて入れておく収納ケースやバッグ、運搬用のキャリーケース(皆さん基本アウトドアワゴン。この時私は持っていなかったので、旅行用の巨大なキャリーケースを使用)
養生テープ、セロテープ、ハサミ、ウエットティッシュ、ゴミ袋など消耗品
一口でポイっと食べられる軽食、飲み物、自分用の折りたたみ椅子。
貴重品を身に着けておく小さなショルダーバッグ、もちろんスマホとモバイルバッテリー
☆すごい大荷物!自宅管理のため部屋や車の整理も必須です。
まとめ

案ずるより産むが易し!?
膨大な準備を終え、あとは当日を待つだけ。
自分の中の几帳面さとおおらかさをどちらも発揮し、不安よりもワクワクが大いに勝って準備期間を楽しみました。
Instagramのアカウントを開設したり、屋号を決めたり、ポスター画像考えたりするのは、自分で自分のファンクラブを運営するような恥ずかしさとの戦いでしたwww←若い頃はこれが無理だった
そして、初めてなのは私だけじゃない!ベテラン出店者さんにも初出店の日があったことを想像…
しかもこの歳になると物事に緊張しなくなっていることが笑えます。
次回は、いよいよマルシェ当日のリアルレポート!「長丁場!客足、ほかの出店者様、客層、売上、値段設定のリアルな反応」など、やってみて初めて気がついたことをお伝えします。


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