この夏、娘と夫が川で元気なザリガニを捕まえてきました…。

はじめはハサミを含めても6cmほどの小さなメス。色は赤というより「黒っぽさ」がありました。
連れてきた2人は、世話をしませんので、私がこの小さな可愛いザリガニの里親となったのです。
自宅で1〜2ヶ月育てているうちに、真っ赤なハサミが立派な姿に成長してくれました。室内で、20cmキューブ水槽の単独飼い。
青いザリガニ!?
まれにペットショップやSNSで見かけることもある、「青いザリガニ」って知っていますか?
「珍しい種類なのかな?」と思うかもしれませんが、実は……普通に川にいるザリガニも、お家での「ある工夫」で色を変えることができちゃうんです!
今回は、娘が捕まえてきたわが家のザリガニの成長記録と一緒に、不思議な「青くなる仕組み」を分かりやすく解説します!
1. ザリガニを自宅で飼おう!【室内&屋外編】
ザリガニは非常に丈夫で、初めて生き物を飼うお子様にもぴったりのパートナーです。
●室内飼育●
・水槽で観察しやすいのがメリット。
・脱走防止の「蓋」が必須です!
水槽に付属の蓋は、持ち上げてしまうので養生テープで何箇所かとめることをオススメします。もしくは、重石をしましょう!ザリガニは…脱走の名人です‼️
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●屋外飼育●
・同じく、深い水槽で飼えます。
・睡蓮鉢は浅いのでNG。火鉢など、高さがあり縁にカエシのある入れ物がベスト。
・直射日光による水温上昇に注意しましょう。真っ赤に茹で上がってしまいます!日差しを遮るすだれなどをかけましょう。

夏の間は3週間に一度のペースで脱皮を繰り返し、なんと脱皮の瞬間の撮影にも成功しました!
2. 自宅で挑戦!ザリガニを青くする仕組み

ショップでは青い個体が販売されていますが、実は普通のザリガニも脱皮を繰り返すうちに青くなることがあります。

なぜ青くなるの?
ザリガニの殻の色の正体は、「アスタキサンチン」という赤い色素です。
通常、ザリガニは餌からこの赤い色素を摂取して体内に蓄えます。しかし、この「赤い色素」を一切与えずに育てると、本来のベースの色である「青色」が目立ってくるようになるのです。
魔法の餌は「サバ」や「アジ」!?
ザリガニを青くしたいなら、赤い色素が含まれる市販の餌を控え、サバの切り身やアジ、鶏肉などを中心に与えます。
通常の粒エサ、餌用のメダカやヌマエビはもちろん、緑色の水草(意外とザリガニが好んで食べる!)にも、赤い色素が含まれるため与えないようにします。

サバを食べて青くなるなんて、まるで実験みたい。親子で観察するのも楽しいですよ!
3. 【実録】青くする実験を始めて気づいた「壁」
愛着のある我が家のザリガニ。いよいよ「青くする実験」を開始したのですが、ここで予想外のことが起きました。
実験中の悩み:急に脱皮しなくなった!?
順調に脱皮を繰り返していたのに、餌を切り替えた途端、パタリと脱皮が止まってしまったんです。
夏場の約3カ月間、普通のザリガニ用粒エサやメダカなどを与えてぐんぐん成長していましたが…
●季節の影響?(冬が近づき水温が下がってきた)
●飼育ケースが狭い?(体が大きくなったので、ストレスを感じているかも)
●赤い色素の無い食べ物が口に合わない?(明らかに食事量が減った)

新鮮なサバなら、喜んで食べると思ったのに!!
思いついた時期が悪かったかも!想像通りにも理屈通りにいかないのが生き物飼育の難しさであり、面白いところでもありますね。

4. 脱皮成功のカギ!カルシウム補給とおすすめアイテム
ザリガニが青くなるためには「脱皮」が欠かせません。少しずつ青くなるというより、脱皮のタイミングで青い体が現れるからです。
青くするために餌を制限している間は、殻の材料となるカルシウム不足になりがちです。
☑わが家で使っているサプリ:アオザリンZ
青いザリガニ専用の飼育補助食ですが、わが家のザリガニは正直「食いつき」がイマイチ(笑)。
安いザリガニの餌のほうがずっと良いらしい!サバにも食いつかないし…。青みフードは好みが分かれるようです。
食べない時の裏ワザ:イカの甲(カトルボーン)
もし専用餌を食べない時は、ペットショップの鳥コーナーにある「イカの甲(カトルボーン)」がおすすめ!
スルメイカの透明な軟骨ではなく、白くてサクサクした分厚い骨です。これを水槽にポイと入れておくだけで、ザリガニが自分でかじってカルシウム補給をしてくれます。
5. 青いザリガニは不健康?気をつけるべきこと

「色を変えるなんて、ザリガニに無理をさせて不健康なんじゃないの?」と心配になる方もいるかもしれません。
結論から言うと、「色が違う=病気」ではありませんが、野生の個体よりデリケートになるのは確かです。
青いザリガニがデリケートな理由
●殻が柔らかくなりやすい: 赤い色素(アスタキサンチン)を抜くために餌を制限すると、どうしても栄養が偏り、殻の強度が落ちることがあります。
●脱皮の失敗リスク: カルシウム不足で殻がうまく作れないと、脱皮の途中で力尽きてしまう「脱皮不全」のリスクが高まります。
●寿命への影響: 自然界のバランスとは異なる環境のため、真っ赤な個体に比べると、少し体力が低くなる傾向があります。
わが家での判断基準
わが家では、ザリガニの様子を毎日観察しています。もし「最近あまり動かないな」「食欲が落ちたかな?」と感じたら、青くすることよりも健康を優先!
すぐに栄養バランスの良い市販の餌や、カルシウムたっぷりの煮干しなどを与えて、体力を戻してあげるようにしています。

色が何色でも、元気に動いてくれるのが一番。様子を見ながら、無理のない範囲で実験を楽しもう!
まとめ:予想外の変化を楽しもう!
それにしても、スーパーで買った新鮮な三陸のサバを食べなかったのは意外でした…。

ウチのザリガニが脱皮をしないのは、カルシウム不足、冬場であること、などの影響があると思いますが、明らかに頭から尾まで青い!青緑から群青色…という感じです。
ペットショップで目にした青ザリガニは、赤みや黒っぽさは皆無で、透明感のある明るい青一色でした。
対して、ハサミが赤くてボディが濃い青、という個体もいます。
その時の健康状態やエサの内容、脱皮サイクルなどによって、青みも様々なようです。
そして、真っ青になったザリガニを観察したら、すみやかに通常の餌に戻してあげてください。
自然の不思議を感じながら、長い目で成長を見守ってあげましょう!



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