1. 運命の出会いは、一冊のムック本から
私がマリメッコと出会ったのは、2010年のこと。ブランド誕生60周年を記念した一冊のムック本を手にしたのが始まりでした。

こ、これだ〜!!運命の出会い‼️
「大人気北欧ブランド『マリメッコ』のブランドムック第2弾」。かなり前 のことなので、今は中古でしか手に入りません。
その後すぐに、北欧の特集本や雑誌などから、当時のフィンランド取材の記事を、それこそ穴が開くほど何度も何度も読み返しました。
マリメッコ70周年記念オフィシャルブック!「シンプルで大胆」
「絶妙な色の組み合わせ」
「歴史と手作りの温もり」
私がもともと大切にしていた価値観が、そこにすべて詰まっていたのです。
2. 雑貨ではなく「ワンピース」から入った理由
多くの人は、まずハンカチやマグカップなどの小物からマリメッコに入るかもしれません。
でも、当時の私はなぜかそこには目がいきませんでした。

私のファーストマリメッコは、当時のシーズン商品だった、このワンピース!
かなり着ました!今でも着ます!

「とにかく、このテキスタイルを全身で纏いたい。ワンピースが欲しい!!」
その一心で、すぐにショップへ足を運びました。
15年以上前、物価的に、今よりはまだ少しだけ、背伸びをすれば手が届く価格だった頃の話です。
3. マリメッコのテキスタイルは「次元が違う」
世の中には「北欧風」の布地があふれていて、ウニッコ風、もよく目にします。
しかし本物のマリメッコは全く次元が違います!
マリメッコのほぼ全てのテキスタイルに共通するのが、あの「モタつかない、シャープで辛口な表情」。
テキスタイルは自然をモチーフにしているものが多く、その大きな曲線も、手書きの細かな線も、温かい色味も、自然で温かみがあるのに、どこかクールで動きがある!ゆるくないのです!
例えば、代表的な赤の「ウニッコ」。あれを単に「キュート」と呼ぶのは違う気がします。
不思議なほどにクールで、リスペクトを禁じ得ない強さがあるのです。
4. マリメッコを纏う時の「鉄の掟」
そんな主役級のマリメッコを美しく着こなすために、私にはいくつかルールがあります。

マリメッコの美学を守るためのルール
●合わせる色は4色まで: 白、黒、赤、デニム。まずは、これがベスト。カラフルなワンピースだったらワンピースに使われている色の中から選んで合わせます(白黒も含む)。
●柄の組み合わせ: 無地、ボーダー、水玉(これらもマリメッコの定番商品があります)。
●Aライン、台形、長方形、いずれかのシルエットに:ウエストにシェイプや切り替えのあるシャツやアウターは合わせるのが難しいです。
●余計なデザインは「禁止」: 例えば、マリメッコにレースなんて、絶対にNG。潔癖なまでに排除すべきです。

意外と合わせるのが難しいのが、無難と言われるベージュ、カーキ。色味もデザインも幅広いので、持っている服をなんとなく合わせちゃうとマリメッコの魅力が半減しちゃうかも…。
明るいグレーのマフラーやカーディガン、タイツなら合わせやすい!←シンプル必須‼️
5. マリメッコに合わせるのは「ユニクロ」がベスト
強烈な個性を放つマリメッコを最も輝かせてくれる裏方パートナー。それは、究極のシンプルを追求する「ユニクロ」でした。
プチプラ+シンプル+肌触り!そしていつでも手に入る。
インナーやボトムスはユニクロ。
足元も、無駄な飾りのない黒のバレエシューズやブーツ、白や黒のスニーカー。
華やかにしたい時は、シルバーのシンプルな一足を添えるだけ。
「年に数枚だけ買い足すマリメッコ」と「頻繁に買い換えるユニクロ」。このサイクルでもう15年間過ごしています。

遊び心と、抜群の安定感が共存!私にとって最高に心地よい時間です。
6. ユニクロ×マリメッコの熱狂
数年前から始まったユニクロとマリメッコのコラボ。発売日には開店前から並び、整理券を握りしめたのも良い思い出です。
⚠布地の品質は、マリメッコ正規品ほど長持ちしません。
人気の品は瞬く間に売り切れ、転売サイトで見かけることも……(転売ヤー、いなくなってください!)。
でも、それだけ多くの人を惹きつける力が、マリメッコにはあるのだと再確認しました。
7. 時代も世代も超える「タイムレス」な魅力
マリメッコの凄さは、何と言っても「流行を超越していること」にあります。
驚くことに、今シーズンの新作として発表されたテキスタイルが、実は60〜70年も前のデザインだった、ということが珍しくありません。
時を経ても古臭さを一切感じさせない。むしろ古いものほど「ヴィンテージ」としての価値が高まり、愛され続ける。そんなブランド、他に類を見ません。
また、その大胆なデザインは老若男女を問いません。 赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまで、誰が持ってもその人の個性を引き立ててくれる不思議なパワーがあります。
日本限定カラーの「奥ゆかしさ」
世界中で愛されるマリメッコですが、「日本限定カラー」の存在も見逃せません。
本国のビビッドな色使いも素敵ですが、日本限定色はどこか優しく、落ち着いた色味が多いのが特徴。
私たちの暮らしや日本の街並みにもスッと馴染むその「奥ゆかしさ」に、ついつい財布の紐が緩んでしまいます。
8. ファッションから「食卓」へ広がる魔法

私のマリメッコ愛は、クローゼットだけでは止まりません。マリメッコの食器もまた、ため息が出るほど素敵なんです。
毎シーズン新しいデザインが発表されますが、それが同じフィンランドの「イッタラ(iittala)」のガラス製品とも最高に相性が良いのです。

「マリメッコのテーブルクロスを広げて、お気に入りの食器を並べる…。このテーブルコーディネートの時間は、私にとって最高に贅沢で楽しすぎるひとときです!」

9.もはや「制服」。世代を超えるイロイネンタッキの魔法
マリメッコを語る上で外せないのが、「イロイネンタッキ(幸せのコート)」です。
1960年に発表されて以来、半世紀以上愛され続けているこの服は、私にとってもはや「制服」のような存在。

驚くべきは、その包容力です。
ヨチヨチ歩きの赤ちゃんが着れば最高にキュートで、大人の女性が着ればモダン。そして白髪のお年寄りが羽織ると、これ以上なくチャーミングで知的に見える。
「老若男女、一生着られる服」なんて、世界中探してもこれだけではないでしょうか。
↓ヘビー・キッズコーデ!

●最高の相棒は「デニム」と「上質な革」●
この個性豊かなコート、実はデニムや赤との相性が抜群です。
私はここに、あえて上質な革製品のバッグや靴・ブーツを合わせます。自然なコットン地に遊び心のあるデザインだからこそ、小物はキャンバス地ではない素材に。そうすることで、全体がキリッと引き締まり、大人の「上質なカジュアル」が完成するのです。

【まとめ:15年経っても、色褪せない理由】
15年以上経った今でも、クローゼットを開けてマリメッコの服を手にとるたび、あのムック本を読んだ時と同じワクワク感が胸に広がります。
流行を追いかける楽しさも知っていますが、時を超えて愛されるデザインを、自分らしい「引き算」で着こなす心地よさは格別です。
古びるどころか、年月とともに自分の一部になっていくワンピースや、食卓を彩る食器たち。これからも、背筋をピンと伸ばしてくれるマリメッコと、それを支えてくれるユニクロ!
この絶妙なバランスを楽しみながら、私は私らしい毎日を歩んでいこうと思います。



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