メダカ飼育で「サークルオブライフ」を体験。ベランダと室内を繋ぐ、命の循環と癒やしの暮らし♪

知育にも!「ベランダと室内の循環」。メダカの飼育水が植物を育て、植物が空気を整える「家庭内生態系」の豊かさ
【なぜ今、メダカなのか?】
スマホ無し育児を卒業して早6年。最近、意識的に「スマホを置いて、ぼーっとする時間」を作るようにしています。
そんな時、視線の先にメダカがいるだけで、ワクワクと癒しがどっちも訪れる。
メダカ飼育の魅力は、なんといっても「楽しさ95%、心配5%」という絶妙な距離感。
犬や猫のようにべったりではないけれど、確実にそこに「命」がある。お世話の負担が大きすぎないので、忙しい日常にそっと寄り添ってくれる、最高のパートナーだと思っています。
過去投稿➡️負担になりすぎないペットとしての魅力。
メダカを始めたきっかけ、あたふたリアルレポは➡️過去投稿からどうぞ!!
① ベランダと室内の「循環

わが家では、ベランダの植物と室内のメダカが、ひとつの輪のように繋がっています。
●天然の液体肥料
水換えのときに出る、メダカのフンなどが含まれた「ちょっと汚れた水」。実はこれ、植物にとっては栄養満点の「ごちそう」なんです。
屋外はもちろん、室内の植物に使っても大丈夫。メダカの飼育水はキレイでほとんど臭いもありません。この「臭くない」のが、そもそも私がメダカ飼育を始めた大きな理由の一つです。
●植物からの恩恵
そのお裾分けをもらって青々と育つハーブや花たちが、今度は私たちの目を楽しませてくれる。このサイクルが心地よくて、水換えさえも「種まき」のような楽しい作業に変わりました。
●命のバトン
卵から生まれたばかりの小さな「針子(はりこ)」が、一生懸命に泳ぐ姿を子供と一緒に見守る時間は、何にも代えがたい「宝探し」のようなひとときです。
② インテリアとして楽しむ「引き算」の飼育

メダカは、和モダンなガラス鉢や睡蓮鉢によく映えます。エアレーション無しで飼えるため、コケリウムや植物メインの浅い水深でもOKです。
仰々しい装置を使わなくても楽しめるのがメダカの良いところ。わが家では、フィルターなどの機械をあえて使わない「引き算」の飼育法を取り入れています。
汲み置きした水と、青々とした水草。それだけで維持できるシンプルさが、インテリアとしても、日々の家事としても「ちょうどいい」んです。

③ 子どもへの「種まき」:生き物と植物が教えてくれること
わが家では、水槽やプランターのお世話を通じて、子供の心にそっと「種」をまく作業を大切にしています。
それは、机の上の勉強だけではなかなか得られない、生きた学びの場です。
「観察する力」を養う
「あ、卵に目が見えるよ!」「冬になったらパクチーの葉っぱの形がすっごく変わった!」
そんな小さな変化に気づく力は、じっくりと対象を見つめることから始まります。
スマホの速い画面ではなく、メダカのゆったりした動きや、植物がじわじわと芽吹くスピード感に寄り添うことで、五感が研ぎ澄まされていくのを感じます。
↓スーパーのトマトの種から発芽させた!

「ものを大切にする心」の根っこ
生き物も植物も、放っておけば枯れたり死んだりしてしまいます。「お水をあげなきゃ」「餌を忘れてた!」という日々の繰り返しが、自分以外の存在を思いやる気持ちや、責任感に繋がっています。道具を大事に使うのと同じように、命に対しても「手をかける」ことの尊さを学んでくれたら嬉しいなと思っています。
といっても、毎日子どもに観察させる必要はありません。気になった時に見れば良いですし、子供が世話をしなくなっても、咎めないで下さい。
親が「もっとよく観察しなよ」「世話しなさい」と言った途端、子供にとって「義務」「宿題」に変わってしまうからです。
はじめから、メダカも植物も「お母さんの趣味」としてマイペースに楽しめれば、生き物による「情操教育」は楽なものです。
ただし、飼いたい飼いたい!と言うのにすぐ飽きて何もしない、という場合は別!きちんと話し合いましょう。
子どもにとって、「知ってる!」「なんかこれ、お母さんが言ってたやつだな」「あ、そう言えば見たことある」という小さな貯蓄を与えるのです。
何気ない日常が、そのうち、あらゆることと結びついていきます。

我が家でのリアルな「情操教育」
「どうして水が緑色になるの?」「なんで卵から赤ちゃんが出てくるの?」「何で生えてきた芽を抜いちゃうの?」
そんな疑問が湧いたとき、教科書を開く前に、まずは目の前の水槽を一緒に眺めます。
命が生まれる不思議や、ときには訪れる「死」という現実。それらを丸ごと受け止める経験は、どんな授業よりも、子供の「心の根っこ」を強く、深く育ててくれている気がします。
植物も、時間をかけて発芽に成功し順調に伸びても、何に失敗したのか、急に枯れてしまうこともあります。
メダカの寿命は、丈夫な個体で長くても3年。
私も始めは大きなショックを受けましたが、そのうち大丈夫になってきます。
良い意味で慣れて、物事を大きく捉えられるようになります。喪失感より、色々な意味でありがとうの思いが大きいです。
植物と魚を一緒に育てる!水換え不要のビオトープ④ 「これだけあれば大丈夫」なチェックリスト
これからメダカとの暮らしを始めてみたい方へ。最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
まずはこれだけ揃えて、ゆるやかに始めてみませんか?
カルキ抜き…水道水をメダカに優しくするために。水槽立ち上げと水換えの際、これだけは毎回必ず行ってください。
メダカの餌…1〜2分で食べきれる程度に。
あげ忘れても問題ないですが、水質が悪化するため、あげ過ぎは禁物です。
水草…メダカの隠れ家にも、非常食にも、産卵場所にもなります!
見た目も楽しめて水質も良くなります。水草の成長と手入れも楽しいです。
そして、見守る心…毎日じーっと観察する、その時間が一番の薬です。変化に気づきやすくなります。
「命のバトン」と、わが家のちょっとリアルな事情

メダカ飼育を楽しんでいると、避けて通れないのが夏場の「増えすぎちゃう問題」と「食物連鎖」のリアルな姿です。ここには少し、飼育者としての葛藤もありました。
●わが家の「裏方」メダカたち●
実はわが家には、観賞用として愛でるメダカのほかに、ナマズやウナギ、ウーパールーパーたちの「ごはん」としてお迎えする、餌用のヒメダカたちもいます。
ペットショップでは小さな金魚なども「生き餌」として売られていますし、飼育本にも当然紹介されています。
最初はこれを与えることに、どうしても「うっ…」と葛藤がありました。
ウーパールーパーなど他の生き物を迎える何年も前からメダカ飼育をしていたので、メダカを餌として与える考えは数年前まで全く持っていませんでした。
でも、生き物を育てていると「食べる・食べられる」は日常の風景。
秋に向けてベランダで餌用メダカを増やしたりするうちに、少しずつ「これも一つの命のサイクルなんだな」と自然に受け入れられるようになってきました。
卵のゆくえと、親メダカの食いしん坊ぶり
夏場になると、観賞用メダカは毎日びっくりするほど卵を産みます。毎日、何匹ものメスが数十の卵を産むので、これを全部育てると、わが家はメダカ屋敷になってしまします(笑)
稚魚を知り合いに分けたりしますが、それにも限界があります。
結果、採取した卵の半分以上は他の生き物の糧になってもらうことになりました。ちょっと切ない気もしますが、そもそも卵を放っておくと、親メダカ自身がパクっと食べてしまうんです。
たまにはフィールドワークも!川での「宝探し」
さらに、季節が良い時には近くの川へ「フィールドワーク」に出かけることもあります。
お目当ては、生き餌用のヌマエビや小さなハゼ。
網を片手にガサガサと草陰を探るのは、大人も子供も夢中になれる、ちょっとしたレジャーです。
メダカだけでなく、自分たちで採取した生き物もまた、わが家の「サイクル」の一部に。
「このサイズのハゼは誰が食べるかな?」「エビ達にはお掃除係として活躍してもらおうか」なんて相談しながら、川の恵みを少しだけお裾分けしてもらう……。
そんな風に、家の外と中が緩やかに繋がっているのを感じるのも、わが家流の「サークルオブライフ」の楽しみ方です。
「きれいごと」だけじゃないから、おもしろい
「かわいいね」と眺める時間もあれば、「命が命を繋いでいる」という少しドライな現実を目の当たりにすることもあります。
こうしたリアルな循環を子供と一緒に見守ることも、ある意味「究極の情操教育」かもしれません。
「みんな繋がっているんだね」なんて、わざわざ恩着せがましく伝えなくても、水槽の中で淡々と行われるやり取りを黙って見ているだけで、何かを感じ取ってくれている気がします。
頭の柔らかさと寛容を持った人になってくれる気がします。
メダカが育てる、わが家のハーブと観葉植物
これらの循環の中で、私が面白いと感じているものの一つが「植物への水やり」です。
はじめにも書きましたが、わが家では、水換えの際に出るメダカの飼育水をベランダのハーブや室内の観葉植物に与えています。
ナマズやウーパールーパーの水は使いませんが(笑)、メダカの水は植物たちが本当に喜ぶんです。メダカのフンや食べ残しが、自然に分解されて植物の栄養に変わる……。
実際に、田んぼや水耕栽培でメダカを一緒に泳がせる農法があると聞いたことがありますが、まさにそのミニチュア版をわが家で実践している感覚です。
化学肥料に頼りすぎず、水槽の恵みを植物へ。その植物が青々と茂り、また私たちの目を楽しませてくれる。この小さなループが、単なる「作業」だった水換えを「命を繋ぐひととき」に変えてくれます。
植物の力で水キレイ!インテリアに馴染む癒しのビオトープセット!「食べた後の種」から始まる、わが家のミニ植物園

↑普通に食べたりんごの、種が発芽
最近わが家でハマっているのが、料理に使った後の「種」から育てる、ちょっとした実験のようなガーデニングです。
パクチー…種も安価で手に入りやすく、驚くほど丈夫で育てるのが簡単です。秋になると種もたくさん採れます。
アボカド…食べた後の大きな種を発芽させることにハマっています。水に浸けておくと、忘れた頃に力強い根と芽が出てくる様子は、大人も子供も夢中になります。
土から半分顔を出す大きな種は、観葉植物としてオシャレな空間を演出してくれます。(※実は成りません)
リンゴの種でミニ盆栽…最近のミニ盆栽流行りに乗って、食べ終わったりんごの種を濡らしたキッチンペーパーに置き、ラップで包んで暗いところに放置してみました。すると……見事に発芽に成功!
トマトやピーマン、レモンなども同じ方法で発芽しやすいです。
わざわざ苗を買ってこなくても、日々の暮らしの中にある可能性は無限大ですね。
まとめ:小さな水槽から広がる、大きな豊かさ

↑黒いプランターはパクチー。
メダカから始まり、リボベジのハーブ、そして水槽の個性豊かな住人たち……。
わが家の小さな「サークルオブライフ」は、今日もゆっくり回っています!
「育てること」は、時に手間もかかるし、ときには少しドライな現実に向き合うこともあります。
でも、そのすべてが日々の暮らしに奥行きを与え、私たちの心を耕してくれるような気がしてなりません。
そんな「種まき」のような毎日を、これからも楽しみながら綴っていきたいなと思います。
もし、あなたの家のベランダやリビングに小さな隙間があったら、まずは一匹のメダカから、新しい循環を始めてみませんか?



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