【絶対音感】6歳までが黄金期。3歳から日常で育てる「ドレミ唱」と親の根気

塾無し教育と学習

育児と家庭で試行錯誤する中、やってよかったものの一つが今回のトピック。

子供に絶対音感を授ける事が出来ました。これは子供にとって一生の財産です。

ただしこれ、

親の長期的な努力

強要しない・否定しない

という『親の根気』が不可欠です。

過去の投稿➡️早期教育は必要?

絶対音感と相対音感、何が違うの?

​よく聞く「音感」には、大きく分けて2つの種類があります。

​●絶対音感

基準となる音がなくても、パッと聞いただけで音名(ドレミ)が分かる能力。

​●相対音感

「基準の音(ド)」をもらえば、そこからの距離で他の音が分かる能力。

…特に相対音感に関しては、持つ人同士で話をしたり一緒にソルフェージュなどのレッスンを受ける中で気付いたのは、「感覚には、かなり幅があるらしい」ということです。

私は、ヒントとしてその曲の調性(ハ長調やイ短調など)が与えられる場合と、一つ基準音(ド以外でももよく、とにかく何か1音)が分かれば自動的にドレミで歌える相対音感持ちです。

今は成長した、自分の子供の音感と比べると(実際の個人の感覚は、もちろん体験できませんが)、ステージが違うのが分かります。子どもは、基準音がなくて、聞こえる音楽の調性が分かります。

↑詳しく話すとキリがなく注釈だらけになってしまいますので、まず大まかにご紹介します。

相対音感は大人になってからでも鍛えられますが、絶対音感の習得は「聴覚が発達する6歳頃まで」と言われています。

この一生に一度の「黄金期」をどう過ごすかが、一つのポイントになります。

どんな環境の子が「絶対音感」を獲得するのか?

​一般的な報告では、以下のような環境にある子が獲得しやすいと言われています。​

1、早期の音楽接触

2〜6歳の間に継続的に音楽に触れている。

​リズムが複雑すぎたりトラック(並行して鳴っている声や楽器の数)が多すぎるものではなく、メロディとハーモニーが聞き取りやすいシンプルなもの。

童謡や、調性(長調または短調)のはっきりした曲。つまりはドレミで歌いやすい曲のことです

2、固定されたドレミ

いつも同じ高さの「ド」を「ド」として認識する習慣がある。

なんとなくで、自分の歌いやすい高さをドの高さとするのはいけません。

​3、楽しみながらコツコツ継続

「勉強」ではなく「遊び」や「生活」の一部として音に触れている。

親御さんの根気が必要です!

しかし、張り切りすぎると疲れたり焦ったりして継続できません。軽い趣味くらいの気持で、焦らず押し付けず、コツコツ継続しましょう。

家事など何かしながらでもよいので、メロディを流しドレミで歌ってみせる、など。すこしの時間でも良いので、できれば毎日、少なくとも週の半分は取り入れたいです。

4、映像とセットではない音楽と、なにも聞いていない時間

YouTubeなどでは、音以外の刺激が多すぎるため、純粋にメロディーに耳を傾けられる環境を用意することがオススメです。

そして音楽に触れるのと同じくらい大切なのは、

テレビもBGMもゲーム音もしない、自然の静けさの中にいる時間です。遊んでいても本を読んでいても良いですし、もちろん室内でも屋外でもOK。

想像力やアイディアが膨らむのは、案外そういう時間です。ちょっとした風や虫や物音に神経質になるのとは違い、自然の音を「気づくこと」や「知っていること」が大事です。

わが家のトレーニング法①:日常を「ドレミ唱」で埋め尽くす

​私が娘に実践したのは、日常のメロディをすべて「ドレミ」で歌うこと『=ドレミ唱』でした。

始めたばかりの段階では、「この音は何かな?」とは聞きません。はじめは、ひたすら感覚を育てることに集中しましょう。

​童謡もテレビの音もドレミで

日本語の歌詞もとても大切なものですが、それと同じくらい「ドレミ」でも歌いました。​

コンビニ入店のメロディや家電のメロディ音、新幹線のメロディなども、もしできればドレミに直してみましょう。

「絶対音」で歌うのが鉄則

ここで一番大切なのは、例えば「ド」と言いながら「ファ」の高さで歌わないこと。

適当な高さで歌ってしまうと「相対音感」は伸びますが、「絶対音感」にはつながりません。

ドレミがわからない方は、短くて簡単なものを選び、何曲かドレミで暗記して下さい

​基準音を必ず確認し、音が合っているか不安なときは、面倒でも、鍵盤やチューニング用の笛(ピッチパイプ)で音を確かめてから歌うのが鉄則です。

「ドレミというものさし」を日常に溶け込ませる

絶対音感とは、例えるなら「定規などの道具を一切使わずに、ある物の長さをパッと見て『これは8.5cmだね』と言い当てる感覚」に似ています。

​音の高さという目に見えないものに対して、自分の中に狂わない「ものさし」を持っている状態です。このものさしを子供の中に育てるために、最も必要とされるのは、教材でもテクニックでもなく、「親御さんの根気」です。

見返りを求めず、テストもしない

ここで陥りがちなのが、親が焦って「これ何の音?」「今のドレミで言ってみて?」と、子供をテストしてしまうことです。​

テストはしない: 詰め込みや確認作業は、子供にとって音楽を「苦痛」に変えてしまいます。

​見返りを求めない: すぐに結果を求めず、ただ「ドレミというものさし」と日常を共生させる感覚を大切にします。​

親が楽しむ: 親が自然にドレミで歌い、音を楽しんでいる姿を見せる。その「余白」の中にこそ、子供の音感は育まれます。

ある時、自然に

​親が「信じて待つ」姿勢で、コツコツと良質な音を届け続ける。それこそが、一生モノのギフトである絶対音感を育てる一番の近道だと私は考えています。

わが家のトレーニング法②:音の「高低」を体で覚える

​実は、2〜3歳の子は「音の大小」は分かっても、「音の高低」をまだ理解していないことが多いのです。そこで、視覚的なイメージや、体を使った理解を共有しました。

​高い音…お星さま、雲、飛んでいる鳥、階段の上など、

​低い音…地面、穴掘り、テーブルの下、階段の下など

​「高いね〜」と言いながら手を上に伸ばしたり、つま先立ちをしたり。音に合わせて体を上下に動かすことで、子供の脳内で「音の高さ」と「身体感覚」が一致していきます。

好きなぬいぐるみを使って空を飛ぶごっこをしても良いですし、柔らかく薄いハンカチを一枚、上からひらひら落とすだけでも、子供は大喜びします。

大まかな高低が分かってきたら、「ドとレ」のような小さな揺れを理解していくステップへ進みます。

まとめ:親の「ドレミ唱」を習慣に

​難しい理論よりも、まずは親が楽しそうに「ドレミ」で歌っている姿を見せること。

「あの救急車のサイレン、シラシラって聞こえるね」そんな会話が日常になれば、子供にとって音の世界はもっとカラフルで楽しいものになります。

このトピックに関しては、考えた事、やってみて分かったことまだまだたくさんあります。

次回以降、

・何の役に立つのか?

・絶対音感はオワコン!?

・絶対音感でなくても、相対音感の方がむしろ良いのでは?

などなど…投稿していきたいと思います。

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